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安藤 孝敏

Takatoshi Ando

#研究テーマ
社会老年学・高齢者心理学、人と動物の関係学(ヒューマン・アニマル・ボンド研究)
#所属
横浜国立大学環境情報研究院
#関連リンク
・研究活動詳細
都市科学部・社会老年学研究室
安藤研究室HP

イノベーションの視点から高齢者の生活を研究中

「社会老年学」(ジェロントロジー)は、これからの高齢社会のあり方を構想し、より良い高齢社会の実現を目標とする学問分野です。寿命が長くなり、自立した高齢者が数でも比率でも多くなった成熟社会において、今まさに求められる学問分野といえます。 

社会の構造を変化させたり、個々の生活を改善したりする際に鍵となるのは、新しい考え方を取り入れて、新たな価値を生み出すという「イノベーション」です。私の研究室では、このイノベーションの視点から、高齢社会や高齢者の生活に関わる様々な問題・課題に取り組んでいます。私自身は、高齢者の生活を新たな視点からデザインし、サクセスフル・エイジングを可能にする研究に取り組んでいます。 

「人と動物の関係学」(ヒューマン・アニマル・ボンド・スタディーズ)は、人と動物の関係を中心に据えながら、それらを取り巻く社会や環境を含めて、ダイナミックに変化する関係性の諸相を学際的な視点で解き明かそうとする学問分野です。近年、たくさんの犬や猫が私たちとともに生活するようになり、そのような動物たちに対する呼び方も、従来の「ペット(愛玩動物)」から家族の大切な一員である「コンパニオン・アニマル(伴侶動物)」へと変化してきました。さらに今後は、人口減少・少子高齢社会といわれる日本社会の変化とともに、新たな展開が予測される人と動物の関係、その中でも特に、「高齢者とペットの関係」を心理・社会的な側面から研究しています。 

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